12月 6日

家族大と小が皇居に自転車に乗りに行ってしまったのでシネコンへ。オリンピックの中にあるんだけどスムースに駐車できてラッキー。夕方には戻らなきゃいけないので選択肢はなくてイングロリアス・バスターズ。会話が面白いらしいんだけど眠かった。寝た。若返っていくやつは観てないけどブラッド・ピットよかった。ラストもっと観たかったよ。スローモーションで倍くらいの長さにしてくれればよかったのに。いやしてないからいいのはわかってるけど。深情けで彼女は死んじゃったけど、でも復讐果たしてあんなに凄みのある存在になって。いい。タランティーノはパルプ・フィクション以来。「さそり」も観たことだし「キル・ビル」も観てみるか。

2009-12-01

課題とか


十年もやってると主婦のノリというのもしみつくもので、学校が始まってもやり残した家事があるとそっちにまず手をつけていた。
でも二、三日前から優先順位が変わってきたみたい。
いいのか悪いのかわからないけど、主婦色、薄まってきました。

きのうプロット課題を提出したので今日は土曜に撮影したものを編集。
演出課題なので撮影技術というよりは演技をつけなきゃいけなかったんだけど、だめです(笑)。
特に時間を気にしていた後半がよくない。

でもどっちにしても芝居見てなかった(なんだそれは)。
目の前で自分のシナリオでやっている、っていうだけで舞い上がってしまいました。だめだあ、初めてでもないのに。
もう撮影はできないので(というか、しているときりがないので)編集して、出します。クラスごとのプロット課題講評に間に合うように。

でもさあ、演技つけても、二つつけると一つ目がどっかにいっちゃったりすると、あ、無理なのかな、と思っちゃうよね。。。
最後の場面くらいはもうちょっとつければよかった、と思いつつ。
でも学生っていいなあ。

昨日の高橋洋さんの講義は、ヨーロッパの短編映画、美学校の修了制作、石井そうごだけが評価したPFF(ぴあフィルムフェスティバル)応募作品を見比べて、シナリオのいじり方、いじる方向について。技術も必要だけど、自由に、はみ出す方向に。話にまとまりをつけるのではなく、極端にしていくと面白い、と。

聞いている雰囲気が、企画の出し方のときと似ていた。わかったようなわからないような。先回りして高橋さんが、「わかったふりはしなくていい。そうするとそこで止まっちゃうから」と釘を差してました。
私は八割がたわかったつもりだけど、「つもり」というのも曲者ではある。

フィクションなんて縛りがない分、ぶっ飛ばないと面白くないよね。

2009-11-29

撮影、ホールで映画(公民館二題)

午前8時50分に招集をかけて、来てくれたのが三郷市横浜市溝の口美学校同級生。公民館の和室で演出実習1、5分程度のビデオのための撮影、前半分。
始めにテーブルを出して、3人の登場人物にわからないところ、言いにくいところを言ってもらって、説明したり、セリフを直したり。

リハーサルして、二人の場面なので一人に撮影してもらい。
続いて撤収しつつ次の場面の立ち稽古。公園に移動。
男子二人の場面にボールを持ち込んだら、元ラグビー部のはずなのに妙に扱いが上手だったりして、場面も面白くなって、13時すぎにクランクアップ。ナイス!

というのも三人は美学校に行くから、駅まで送って3時の授業開始にビンゴ。
撮り終えられないかと思っていました。

私も行ったほうがいいのはやまやまだったのだけれども、年初めのノンフィクション講座で話を聞いた柴田昌平監督の「ひめゆり」が同じ沿線の公民館で上映、チケットを確保してもらっていたのでこちらへ。

ノンフィクション講座ではアクの強い映画も観たけれど、この人はもともとNHKの人で若いこともあって非常に見やすかった。
ひめゆり部隊の生き残りの人が30分ずつ、カメラ目線で入れ替わり立ち代り話し続けたらどうしようかと思っていたんです、ほんと。

じっさいはニュース映像あり、現在の映像あり、語るのも部隊があったところで、だったり、語りの内容・長さもエッセンスだけ、だったりだったので、内容は極限状態だったりするんだけれども、それを体験したのが十代の少女だったというところにはもちろん胸は痛むのだけれども、受け入れやすい形にはなっていた。

首里が陥落しても日本軍は徹底抗戦して南下する。それにひめゆり部隊はついて行かざるを得ない。沖縄本島の南端で、米軍に包囲されたところで部隊が解散、それまで二十名弱しか死んでなかった(という書き方もひどいけれど)ひめゆり部隊が、逃げ惑ううちに百名以上も亡くなった、というところまでは知らなかった。日本軍が殺したようなもの。
しかも彼女たちは「生きて虜囚の辱めを受けず」と本気で思っていたからなおさら。

戦後、映画やドラマになって変な目で見られたこともあったと聞くけれど、そっちのほうの話はなかった。
この映画は「私たちが死ぬ(死に絶える)前に」と依頼があったというけれど、撮る側の品性も問題だけれどこういう、残されるべきことはあるんだろうなあ、と月並みですが。

難しいとは思いますけど。私も90の坂を越えた伯父に、中国戦線はどうでした、とか聞けないものなあ。しゃべる人の話だけ撮っておいてもそれはまた違ってきてしまうし。

小ホールといいながら、300人ぐらいは入れそうなホールがほぼいっぱいでした。すごい集客力。
中途半端なお腹具合だったのですが、大勝軒の流れを汲む9月オープンのお店でつけ麺食べて帰ってきました。
うん、今日の美学校のシナリオ課題は資料読んで誰かに話を聞こう。

クリスマスキャロル

3D映画初体験。空を飛ぶシーンとかは立体メガネを外してみてました。
息子は私が来る来る! と思って外したドアのシーンをまともに見て驚いてたけれど大丈夫だったみたい。
ユニバーサルスタジオのスパイダーマンのアトラクションは本気で怖がって、そのあとの怖そうなのはだめだったのに。
まあずいぶん小さかったころのことではある。成長してるなあ。
大丈夫といえば心臓の丈夫なおじいちゃんだと思った。
ちゃんと教訓は伝わっているのかなあ。
精霊の形が三者三様なのが意外といえば意外だった。
吹き替え版だったのだけど、ずっと無声音だったのが熊倉一雄かしら。
名前を見たとき懐かしかった。

土日と学校だったので、久しぶりに三人で夕食を食べた。数日遅れの家族大の誕生日ケーキも食べた。シャトレーゼ
まともなケーキを食べたくなった。ショートケーキが嫌いになりつつある。

勤労感謝の日は実家のほうでは恵比須講といって季節ものなんかの売り出しだったりした。最近はどうなんだろう。
明日は酉の市。熊手を買わねば。

講評

ビデオ課題の講評。ビデオ出してないので「ビデオとってみないとね」みたいな感じで。
なのにいろいろ、一人でしゃべってる私はクラスでどう見られてるのか、わからん。
ウィキでいろいろ調べて、ドラマの最後にラジカル・フェミニズム? からのセリフを言わせた人がいて
講師が言うにはそれをつきつめればよかったと。
私もそう思う。彩り程度に使うだけで突き抜けるためには使わないのがもったいないと思う。
あとの村さ来でC組のHくんと再会。私は覚えていなかったんだけどA組の課題を横から見ようとしていた彼に
どうぞー、と手渡して存分に見せてあげたらしい。はいはい思い出しました。そういうことはあったけど顔見たわけじゃないし。
学校関係者に喫煙者が多いのをさして講師「みんな先のことなんか考えてないから」うん、そういうところが潔い。
気持ちのいい人多いよ。
松江監督の名言「小金をためようとしてココロが貧しくなる現代」
だったか?

ちょいなまけ。

8時間分のお話を文字にして、文章にする仕事、半月で、と言われたけど三分の一しかできませんでしたー。
でもあと半月足らずで三分の二仕上げたぞ。

その代わり課題を一つ提出できなくて、作ってもいなくてうごー。
ちゃっちゃと作ってしまいたいと思います。

思うけど今日はちょいなまけ。「何もすることがないー」とか思ってる。
そして問題は、自分でやろう、というのでなく、どこかの、誰かの、何かに便乗しよう、という考えに
気がつくとなっていること。そういうせこい女だったか、自分。
30日締め切りの別課題とか、いろいろあるんですけどね。あ、もうあと10日か。

「お風呂の王様志木店」に久しぶりに。
どれくらい久しぶりかわからないくらいで、下駄箱のカギとロッカーのカギ交換のシステムではなくなっていた。
温まって、あまり寒さを感じなくなった。

見やすいんだから見ちゃおうと思う映画
ゼロの焦点中島みゆきの歌を聴きにいく。
「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」27日までとな。
「笑う警官」角川映画世代としてw

「僕らのワンダフルデイズ」も
「風が強く吹いている」も
沈まぬ太陽」も
「クリスマスキャロル」も
母なる証明」も
ヴィヨンの妻」も
観たい、観たいよ

オバマ来日と即位20年と、かち合わなくてよかったですよね

水曜でも警察官が多いと感じたけどきのうきょうの都心はたいへんだったでしょうね。
平成になったとき、大葬の礼も即位も秋だったのはわりと鮮明なのだけどそうでもない人も多いみたいですね。「ミカドの肖像」とか面白かったけどもう20年以上経ってるのか。というか猪瀬直樹著作集とか出てるのね。

4年生がゆうべ38度、けさ37度あったので学校休むし、ふとんに入ってもゆうれいレストランシリーズだのちびまるこちゃん読んでるし、なかなか在宅仕事が進まないです〜。

昼間はゆでほうれん草も混ぜてうっすら塩味で玉子かゆ、意外とイケました。
午後には36度台に落ち着いたんで週末は大丈夫かな。

前回貸し出し中だった1961年の「ゼロの焦点」があったので借りて観ました〜。有馬稲子がよかったなあ。今回木村多江がやってる役ですね。

旧作は、顔に「涙のつもりなんだろうなあ」という水滴がいっぱいついてるし、断崖のシーンは波の音がぜんぜんしないし、毒死なのに警察はそれ解明しないしストーリーは「人間の証明」だし。
「張込み」はよかったんだけどなあ。

いや「人間の証明」のほうがあとなのはわかってますけど、ミステリーっていってもこんなもの?と思ってしまったのでした。昔は「過去」の重みが違ったのかもしれないけど。明日公開のほうの宣伝を読み込みすぎなのかも。

一緒に借りたのは「プライド」で、「愛のむきだし」のヒロインやっぱりよかった。あといい意味で歴史の重みから離れていて軽い。
しかーし。
このあいだ課題のビデオでワイングラスをかんぱーい、ってカチーン、と合わせてて、グラスは合わせないんじゃないの?と私言ったんだけど「プライド」ではシャンパングラスを合わせていて、お金持ち親子の設定だったので???となりました。
ワイングラス、シャンパングラスは乾杯のときも上に上げるだけですよね?>わかる方

仕分けのニュースで、久しぶりに(小沢と仲がよくないらしくてしばらく見なかった)枝野幸男が出てた。とりあえずパフォーマンスがすんだら政治家は役人を導いてやってほしいですね。

夕刊に松下幸之助が「水戸黄門」関連で出てた。松下幸之助がいってたんだと思うけど、役人に予算削減案出させて、浮いたお金の一割は発案者に戻す。十年やったら一年休む。という案は無駄遣い回避の妙案だと思う。

そろそろ一ヵ月、劇場に行ってない・・・