2009年12月17日

実習のリハーサルの日にちを間違えて昼前に電車に乗ってしまった。
間違えたと気がつく前に、窓から、くまのプーさんに出てくる臆病なトラ、ティガーの着ぐるみを着た小さい子の写真を夫婦で撮っているのが見えた。年賀状にするんだね。

車中で「あ、リハーサル明日じゃん!」。自宅に戻って途中まで観ていた「春の雪」(竹内結子が一生懸命上流のお嬢様の演技をしているけどなりきれていない、いわんや妻夫木をや)を観てもよかったんだけど、実習の必要品を見に東急ハンズに行けばいいや、とそのまま渋谷行き。

週末の実習で使う座布団、温風器をコインロッカーに納めて、いざ。
の前に、渋谷だとスウェーデンかどっかでヒットした複数の夫婦の話の映画が観たかったんだけどまだやってるか、どこでやってるか、題名さえあやふやだったので広告が目に留まった「パブリック・エネミーズ」を携帯で検索。いい時間に知ってるところでやってたのでまずチケットを買っておもむろにハンズ。

必要になるかもしれないものはみんなありました。血のりとかね。さすが。とりあえずそれだけ確認して、そろそろ二年になる携帯電話ストラップを物色して映画館へ。

監督は「コラテラル」とかの人なんですね。たしかにジョニー・ディップでなければ男くささ満載だったと思う。というかディップ様もかなり渋かったと思います。重いというか。

音楽、最初の銀行強盗のときにだけかかるのがよかった。でもエンディングには使われなかった。サントラちょっと欲しくなった。
濡れ場に露出が異様に少ないのは何デスカ? 輸出の都合でしょうか。

デリンジャーの物語でありながら、捜査官の物語にもなっていた。
恋愛のほうは急ぎ足、最小の描き方でしたねー。

のあと美学校の授業に行って、合間に実習の打ち合わせ。なんかいろいろ一人で背負い込みすぎていたみたいで、楽しんで、みんなでやろう、と肩の力が抜けました。忘れ物大将なのに、一つも荷物忘れなかった。えっへん。とするほどのことでもないけど緊張してた。みんな置いてきたから帰りのほうが忘れ物してるみたいだった。

そうだ、映画美学校、2010年梅春に移転決定です。さらば片倉ビル。往年の糸偏景気がしのばれるよい建物なのですが〜。近所のさして古くもないように見える第一生命ビルとかも建て替えしてますし、しかたないのでしょう。